2キーボードには全身でぶつかってきた
■タコの介の生命線です!
こうして、タコの介のキーボード遍歴の旅は終わろうとしています。
タコの介が長い時間の末に選んだのは、静電容量無接点方式のキーボードでした。このタイプのキーボードは5台所持しています。信州の実家に2台。東京の自宅に3台。静電容量無接点方式のキーボードはタコの介の生命線なのです。
このうち、主力の4台は日本の東プレのRealforceです。静電容量無接点方式の本家本元です。このキーボードなくして親指シフトは生き残れないでしょう。キーの配置、キータッチ、どれをとってもしびれるほど素敵です。親指シフトばかりではなく、キーボードをよく知る人たちからも「最高峰のキーボード」とか「プレミアム・キーボード」と絶賛されています。静電容量無接点方式というのも、国内では東プレだけが作っているオリジナルなキーです。
前回、3種類のキーボードが残ったと言いました。その1台は先日届いたNiZ 75EC(S) Pro★です。チャイナ製のテンキーレスのキーボードです。これも静電容量無接点方式のキーボードです。東プレをコピーしているので「東プレクローン」とも言われてます。最後の1種類はまた別の機会にでも。
【余話】
これまでクロネコが細長い小包を届けるたびに、カミさんとこんな会話をしてきました。
「当てましょうか」
「う、うん」
「細くて薄く、なぁがーいもの、なーんだ?」
「なーんでしょう?」
「キーボードに決まってるでしょ! いったいいくつ買うのよ。指は10本しかないのよ」
機嫌のいいときのカミさん。
「あら、キーボード変わったのね。かわいい」
黒から白いキーボードに替えたら、アクセントのグリーンのキーキャップを見てそう言いました。タコの介がキーボードを買いまくっていることを、すっかり忘れています。
でも、幸せは長くは続きません。あるとき、恐ろしいことがおきました。
カミさんがクレジットカードの明細から、手書きであるリストを作ってきたのです。マメですね。コワイですね。1~2万円の買い物リストを指差して、
「これとこれとこれはなにかな?」
ひらがなで優しく言うときが一番コワイ。
「だいじなき、きーぼーどですっ。たこのすけのせいめいせん! すみません!」
タコの介もひらがなで必死に応えるしかありませんでした。